挑戦的なタイトルはゲーマーの理解を得られずに終わっていくことが少なくないが,Carrier Commandはその斬新なシステムだけでなく,ベースになっていたストーリーや世界観も受け,多くのファンを生んだ。しかも,同じ設定を使用したSF小説「Gaea: Beyond the Son」が発売され,さらに続編のリリースも決定しており,いまもなお愛されているのである。
Mantaは,平たくいくと航空機で,空中からの攻撃だけでなく武器の輸送なども請け負うユニットだ。また,機動性の高さを生かして偵察行動にも利用でき,状況に合わせてさまざまな使い方がある。
Walrusは,Water And Land Roving Utility Shuttleの略称で,要は水陸両用の兵器だ。分厚い装甲に守られて高い防御力を誇り,Droidの運搬用のマシーンとして活躍する。
Droidは人型ロボットのことで,本作のポイントとなるユニットだ。前線での戦いは主にDroidが担当することになり,いかに大量のDroidを戦場に送り込めるかが勝敗を左右する。
まだプレαバージョンにも達していないため,スクリーンショットは公開できないが,「ARMA II」をさらに超えるグラフィックスになるという。マニアックなほどリアルさを追求するBohemia InteractiveとBlack Element Softwareなので,ロボットのネジ1本にもこだわるような仕事ぶりを発揮しそうだ。
「Summer Game Fest 2024」で7月19日の発売が発表されたカプコンの新作「祇:Path of the Goddess」は,どのようなゲームなのか。現地ロサンゼルスのイベント会場で,プロデューサーの平林良章氏とディレクターの川田脩壱氏にインタビューを行い,アクションとストラテジーの融合というチャレンジについて聞いた。