東京ゲームショウ2012(以下,TGS 2012)の一般公開日となる9月22日,「
GOD EATER 2」(
PlayStation Vita /
PSP)のステージイベント「
GOD EATER 2 REBOOT STAGE -the 2nd day break-」が,バンダイナムコゲームスの特設ブースにて行われた。4Gamerでは本作について,TGS 2012直前からいくつかの情報をお伝えしているが,本稿ではステージイベントで明らかとなった新情報を中心にレポートしてみたい。
月刊誌「電撃マオウ」にて連載中の「
GOD EATER -the 2nd break-」。このコミックでは,前作GOD EATERと,続編GOD EATER 2の間をつなぐストーリーがが展開されている。
今回のステージイベントでは,このコミックに登場する歌姫のキャラクター「
芦原ユノ」が,GOD EATER 2に出演することが明かされ,さらに,歌手の
yu-yuさんが,芦原ユノに扮して前作GOD EATERの楽曲を歌うことも発表されたのだ。
ステージにはyu-yuさんが登場し,GOD EATERのメインテーマ曲「
神と人と」の日本語歌詞バージョンを高らかに歌い上げ,来場客を大いに魅了した。今回初めて披露された日本語歌詞は,“鎮魂歌”のイメージにぴったりな印象である。
ステージイベントには,バンダイナムコゲームスのプロデューサー
富澤祐介氏と,バンダイナムコスタジオのディレクター
吉村 広氏,そして開発を行っているシフト代表の
山本雄大氏が登壇。すでに紹介されている「
ブラッドアーツ」「
キャラクターエピソード」「
無線システム」の新システムを中心に,GOD EATER 2の魅力を来場客にあらためてアピールした。
山本氏による実機プレイデモでは,チャージスピアの「ブラッドアーツ」による進化の具体例が披露され,素早い突きを4回連続で繰り出すと共に槍の幻影のエフェクトが複数生じるなど,性能と見ための両方が大きくパワーアップしているのを確認できた。
技を使い続けていくと進化を遂げるブラッドアーツ。ブラッドアーツの進化は,全部で100を優に超える種類があるとのこと
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仲間との絆を深め,自由に成長させられる「キャラクターエピソード」。メインシナリオと独立したサブシナリオがキャラクターごとに用意されている
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戦略的にミッションが楽しめる「アラガミ連係」と「無線システム」。仲間が声と字幕で変わりゆく戦局をサポートしてくれる
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そのほか,
藤木コウタの声を担当している
阪口大助さんと,
エリナ・デア=フォーゲルヴァイデ役の
阿澄佳奈さんを交えてのトークショーも行われた。
前作にも登場した藤木コウタは,今作では若手を率いるリーダーという立場になるという。今度は彼自身が,厄介な後輩に悩まされることになりそうだ。そんな“厄介な後輩”として紹介されたエリナ・デア=フォーゲルヴァイデは,前作に登場したエリックの妹。阿澄さんはやや緊張しながらも「名前が長いけど覚えてください(笑)」と語っていた。
本稿の最後に各登壇者からのメッセージを掲載しておくので,GOD EATERのファンはぜひともチェックしてみてほしい。
阪口大助さん(藤木コウタ役):
前作GOD EATERは,アクションゲームが苦手な僕でも楽しめました。なので,もしキャラクターに興味を持ったら,ぜひ1度プレイしてみてください。これからもGOD EATERに注目よろしくお願いします!
阿澄佳奈さん(エリナ・デア=フォーゲルヴァイデ役):
GOD EATERに新しく参加させていただくので,これからどんどん学んでいきたいです。みんなもいっしょに学んでくれると嬉しいです!
yu-yuさん(芦原ユノの歌パートを担当):
歌に命を吹き込むという大事な役割ですが,しっかりがんばっていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。
バンダイナムコスタジオ ディレクター 吉村 広氏:
再スタートを迎えるGOD EATER 2は,爽快で豪快で,そしてドラマティックなゲームにしていきたいです。皆様の期待に応え,良い作品を仕上げていきます。
バンダイナムコゲームス プロデューサー 富澤祐介氏:
今作はPlayStation VitaとPSPのマルチプラットフォームになりますが,どちらで遊ばれるお客様にも,同じプレイ体験ができるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします!