千葉県・幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2017の最終日,2017年9月24日にセガゲームスブースから配信された,オンラインRPG
「ファンタシースターオンライン2」(
PC /
PS4 /
PS Vita)(以下,PSO2)の情報番組
「PSO2 STATION!」の模様をレポートする。エコー役の声優,
日笠陽子さんがゲストとして登壇し,役への思い入れなどを語ったステージとなった。
「PSO2 STATION!」出演者(敬称略)
- MC:諏訪彩花 / なすなかにし
- ゲスト:日笠陽子
- 「PSO2」開発陣:酒井智史 / 木村裕也
左から,お笑い芸人「なすなかにし」の中西茂樹さんと那須晃行さん,声優の諏訪彩花さん,日笠陽子さん,「ファンタシースターオンライン2」シリーズプロデューサーの酒井智史氏,シリーズディレクターの木村裕也氏
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番組は,PSO2関連の情報を伝える
「PSO2サテライトINFORMATION」のコーナーからスタートした。2018年3月24日に開催されるライブイベント
「ライブシンパシー2018」は,会場が東京のディファ有明に決定。スタンディング形式で昼夜2回の公演が行われる。
また同イベントでは,「ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション」で主人公・イツキを演じた声優の
蒼井翔太さん,「PSO2放送局」のメンバーだった
桃井はるこさん,
榎本温子さん,
会 一太郎さん,「DFガールズ」の
高野麻里佳さん,
小原莉子さん,
高木友梨香さん,「ファンタシースター感謝祭2017」でも生歌を披露した
フローレンス・マックネアーさん,
Rumblebeeさん,
光吉修猛さん,
小林秀聡さんがゲストとして登場することが明らかにされている。酒井氏によれば,まだ発表していない出演者もいるそうなので,続報に期待したい。
続いて「PSO2 スター名鑑」のコーナーでは,エコー役の声優・日笠陽子さんが登場。エコーと言えば,EPSODE1から登場している古株キャラクターということもあって,日笠さんが初めてアフレコしたのも6年ほど前だとか。その後も本編のアフレコやキャラクターソングなどで演じる機会も多く,ずっとキャラクター性を深彫りし続けているように感じられるとのこと。
とくにゼノとのラブラブぶりが印象的で,日笠さんは,二人が喧嘩する夫婦漫才のようなシーンが大好きなのだとか。また,ゼノ役の
木村良平さんは仕事先ですれ違う度に「エコー!」と声を掛けてくれるそうで,演技者どうしの深い絆が感じられるエピソードも披露された。
ゲームの収録は一人だけで行うのが通例で,日笠さんが最初にエコーを演じたのもこうした環境だったという。しかしドラマCDやアニメでは,ほかの声優さんと掛け合いがあるので,一緒に演じられることの喜びを感じられたとか。ただキャラクターソングはゼノとのデュエット曲だが,こちらは日笠さんと木村良平さんで別々に収録したそうである。
また日笠さんはエコーのほかにダークファルス【仮面】も演じている。こちらは複雑な背景を持つキャラクターだけに,毎回感覚を取り戻すのと,限界まで声を低くしなければならないのが大変なのだそうだ。
「エコーと良いコンビになれそうなマスコットを考えよう」というお題では,日笠さんからは”絵を描いている時に落武者が降りてきた”……ということで「おちむしゃ犬」が提案された。意外な可愛さに,出席者からは“マグにすれば良いのではないか”“ガチャガチャのマスコットにして,弓矢が刺さったバージョンも出したい”とさまざまなアイデアが出た
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中西さんが描いてきたのは「超人カブラカン」。両手にラッピーとニャウを掴むワイルド系。日笠さんからは,カブラカン役の小野坂昌也さんに似ているのではないか,という指摘が
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エコーやダークファルス【仮面】のほかにどんなキャラクターを演じてみたいか,と聞かれた日笠さんは,「ほかの作品ではマスコットキャラクターや老人まで色々な役柄を担当しているが,男の子を演じる機会は少ない」とのことで,「泥団子を作っているようなヤンチャ系がいい」との回答。
これを聞いた諏訪さんは,ヤンチャだけどダーク系で,無垢なまま残酷な感じがいいとエキサイトしていた。話が盛り上がったことから,木村氏は「泥団子のウェポノイドにします」とのコメントもあったので,
「ファンタシースターオンライン2 es」(
iOS /
Android)に泥団子系少年ウェポノイドが出る日も近い……かも知れない。
ここしばらくは出番のないエコーだが,木村氏曰く「EPISODE5では活躍の機会があると思います」とのことなので,日笠さんとエコーのファンとしては楽しみが増えたのではないだろうか。
イベントの最後には,12月に実装予定の新レイドボス
「エリュトロン・ドラゴン」の姿が動画で披露された。ファンタジー世界「オメガ」を舞台とする「Heroes:EPISODE5」だけに,デザイン的には”これぞドラゴン!”という感じの正統派。身体がかなり大きいうえに多彩な攻撃パターンを持つようで,飛び回ったり,無数の火球を吐いてヒーローを苦しめていた。どんな戦いになるのか,今後のアナウンスを楽しみに待ちたいところだ。