マフィア梶田の二次元が来い！：第234回「最終回を発表したアークスの偽造免許」

　昨日（2014年11月27日）の放送でお伝えしましたが，「RADIO 4Gamer」は12月25日で最終回を迎えることとなりました。今回ばかりは釣りじゃなく，マジのマジマジ。大マジです。
　勘違いしないでいただきたいのですが，トラブルや人気低迷といった問題があったわけではなく，「始まればいつか終わる」という当たり前のことでして。番組として円満にゴールを迎える形です。

　まぁ，まだ最終回を迎えたわけではないので湿っぽい話はやめておきましょう。最後まで全力でやり切りますので，楽しんでくださいね!!



　RADIO 4Gamerの第243回では，セガより昨日発売されたばかりのPlayStation Vita用ソフト，「ファンタシースター ノヴァ」を特集。本作は，自由度の高いキャラクタークリエイトやマルチプレイ要素で人気を博している「ファンタシースター」シリーズの最新作です。
　番組ではプロデューサーの都築靖之氏とディレクターの山下浩平氏をゲストにお招きし，4人で超巨大ボス「ギガンテス」に挑んできました。

「ファンタシースター ノヴァ」公式サイト

　これまでにも巨大な敵が登場していたこのシリーズですが，ギガンテスのサイズはまさにケタ違い。生物とメカが融合したようなデザインも非常にユニークです。
　新たに追加された武器の数々を活用した“共闘”は迫力満点で，さすがの面白さですね。ちょっとレベル差のある戦いだったので，スリルも満点でした。年の暮れには忘年会ついでにでも友人と集まって遊び倒したいタイトルです。

偽造免許に使われたのは，以前も載せたこの証明写真。だからフリー素材じゃないとアレほど言っただろうが！

　最近Twitterにも書いたんですが，どういうわけか俺の顔写真で免許証を偽造するという愚行を犯した詐欺グループが，見事お縄になるというたいへん面白……じゃなくて，遺憾な事件がありました。

　なぜ，よりにもよって俺の写真を使ってしまったのか。なぜ，俺は電話で刑事さんから「“マフィア”梶田さんですか？」とペンネームで本人確認をされたのか。……そもそも，偽造以前に俺自身が免許を持っていないというのに。
　こんな，ツッコミどころしかない珍事がこの数日の内に濁流のごとく押し寄せてきたわけです。

　そして昨日，詳しい事情を聞くために警察署へ行ってきました（だから出頭じゃないってば！）。どうやら犯人グループは詐欺に使用するためのレンタル携帯電話を契約するべく，偽造免許を使ったようでして。本人確認の義務を怠って携帯電話を貸し出した業者も同時にお縄となったらしいです。その辺の流れは，こちらでニュースになっていますね。

　ちなみに，実際に使われた偽造免許のコピーを見せてもらったんですが，間違いなく写真は俺。しかし内容については名前から何からデタラメでした。自分の顔なのに見知らぬ名前が記載されている文書ってやつはなんだかシュールで，思わず吹き出してしまいましたわ。

　刑事さんの話では，俺以外にもネットで拾われたさまざまな証明写真が偽造免許に使われていたようでして。一人一人に話を聞いているみたいです。わざわざ岐阜から来ていたそうですし，法の番人ってのは思った以上にたいへんな仕事なんですなぁ……。勝手に俺の顔写真を使ってショボイ犯罪行為をはたらいていたクソ迷惑な連中をとっ捕まえてくれたわけですし，この一件で警察に対する個人的なリスペクトはアップしましたよ。
　少なくとも俺が対面した刑事さんは誠実に接してくれましたし，合間に世間話やお互いの仕事についてのトークなども挟みつつ，笑い声の絶えない事情聴取となりました（※もちろん仕事は真面目にやってたよ！）。

　調書をとり終え，帰り際に「刑事と被害者」の関係から「人間と人間」の関係になると「僕，マフィアさんのファンになってしまいました」って実に嬉しいこと言ってくれましたし。好きな漫画の話なんかもしてくれました。「ヨルムンガンド」にハマってるんですってよ。イイとこ突きますよね。
　漫画全般に詳しいわけではないようでオススメを聞かれたため，俺からは「ブラック・ラグーン」と「デストロ246」を推薦しておきました。バッチリなチョイスでしょ？

　しかし警察ってのは立場的にどうしても不祥事の報道が目立ちがちですけど，人間だもの。タチの悪いヤツもいれば，仕事に誇りを持って善良な一般市民のため，俺のような善良一般マフィアのために働いてくれている人もいるんだなぁと。事件そのものはクソッタレでしたが，災い転じて福となすとでも言いますか……いい勉強にはなりました。昔は職務質問ばっかりしてくるオマワリにウンザリして反射的に嫌ってましたけど，アレも仕事ですもんね。許してやんよ（上から目線）。

　あ，最後にですね。どうやら俺の顔写真を使った偽造免許は量産されているようで，いまもどこかで使われている可能性が高いそうです。字面だけ見れば草不可避な状況なんですけれども，リアルには笑ってられない話ですわ！　見知らぬところで偽マフィアが何かやらかしたら，俺に火の粉が降りかかる可能性があるわけですし。
　だからもしも，どこかで使われているのを見かけたら速やかにポリスへTELしてくださいね！　この顔を見たら，110番！